社内向けプロダクト説明

ログミー翻訳AIは「見た目」と「訳文」を
分けて作る翻訳プロダクト

開示文書は、英訳の正しさだけでなく、Wordとしての形も重要です。ログミー翻訳AI は、過去の英文Wordを活かしながら今回の日本語原稿を英訳し、レビュー画面で訳し方まで確認できるようにします。

1. ログミーAI翻訳の仕組み

受け取ってから、確認できる状態になるまでの流れです。訳し方は内容ごとに分かれ、固有名詞のときだけWeb検索を行い、点検で問題があれば前の工程(訳が悪ければ英訳、体裁が崩れていればWord組み立て)に戻します。

AI AIが判断 機械 コードが必ず同じ結果 条件つき/差し戻し 入力 翻訳対象 参照英文 体裁のもと 参照和文 AI 対応づけ 差分をAIが読む AI 訳し方の判定 文ごとに選ぶ AI Web検索 固有名詞・スローガンのみ 過去訳コピー そのまま使う 過去訳踏襲 数字・日付だけ直す 新規訳出 新しく訳す 数値コピー 事実をそのまま写す AI 英訳 過去訳と新規を使い分け 訳出根拠 なぜその訳か 一文ごとに残す 正しい英語表記 AI 機械 Word組み立て・整形 体裁は参照英文に合わせる 全角→半角などは機械が統一 機械 機械点検 数値・日付・URL・表 日本語の残りを照合 確認 確認画面 英訳と訳出根拠を 画面で確認 Wordの問題なら 訳の問題なら

2. 入稿和文から作成後英文へ

実際に作成したDOCXをPDFで表示し、入稿和文から作成後英文がどう変わるかを2パターンで見せます。

参照として、同種の開示英文を入れた場合

過去の英文開示が今回の内容と近いケースです。

  • デザインや訳し方を過去訳から大きく踏襲できる
  • 数値、日付、変更箇所だけを正確に置き換えられる
  • 完成後のWordの見た目が過去開示に近く、確認しやすい
入稿和文 同種開示あり 入稿和文PDF 今回翻訳する日本語原稿
=>
作成後英文 同種開示あり 作成後英文PDF 過去訳を活かして作成した英文DOCX

参照として、同種の開示英文が無い場合

過去の英文開示をそのまま土台にしにくいケースです。

  • ヘッダー、会社情報、基本的な体裁は参照英文を利用できる
  • 表などの見た目は入稿和文の構造を踏襲できる
  • 本文は入稿和文の事実をもとに新しく訳せる
入稿和文 同種開示なし 入稿和文PDF 今回翻訳する日本語原稿
参照英文 同種開示なし 参照英文PDF 同種ではない過去英文開示
=>
作成後英文 同種開示なし 作成後英文PDF 入稿和文の表や内容を中心に作成した英文DOCX

3. 翻訳AIが作るもの

翻訳AIの最終アウトプットは、英文そのものと、担当者が確認できる訳し方の分類です。毎回同じ形で出る項目と、AIに指示して品質を寄せる項目を分けて扱います。

決定論的に保証するもの

確認画面に必ず出る情報です。対応する入稿和文、作成後英文、分類、参照英文、数値、日付、URL、表セルとの対応を機械的に確認します。

  • 入稿和文と作成後英文の対応
  • 過去訳コピー / 過去訳参考 / 完全独自訳出の分類
  • 参照英文を使った場合の対応箇所
  • 数値、日付、URL、表セルの対応

AIに指示して品質を寄せるもの

意味の取り方や自然な英語表現は、プロンプト、スタイルガイド、確認用の出力形式で強く縛ります。

  • 入稿和文の意味を最優先にする
  • 同じ意味なら過去訳を使い、差分だけ直す
  • 固有名詞やURLはWeb上の公式表記に合わせる
  • 訳出根拠は担当者が読んで分かる完了形の説明にする
種類
選ぶ条件
確認できること
そのまま使う 過去訳コピー
過去の内容と今回の内容がほぼ同じ。英訳を変える必要がない。
参照英文と同じ訳文になっていることが分かる。
参考にして直す 過去訳参考
言い回しは使えるが、数値、日付、対象期間、会社名などが変わる。
参照英文を参考にしながら、今回の日本語の変更点が反映されていることが分かる。
新しく訳す 完全独自訳出
対応する過去訳がない。内容が大きく違い、過去訳を土台にしにくい。
今回の日本語をもとに新しく訳していることが分かる。
最終アウトプット 翻訳AIは、本文や表セルごとの英文だけでなく、どの考え方で訳したかも同じ形式で出します。
英文

入稿和文の意味を最優先にした英文になります。過去訳は、今回も同じ意味を伝える箇所ではそのまま使い、差分がある箇所では今回の内容に合わせて直します。

訳し方

各文章・表セルは、過去訳コピー / 過去訳参考 / 完全独自訳出に分かれます。担当者は、どの箇所が過去訳由来で、どの箇所が新規訳かを確認できます。

数値・日付

金額、割合、株数、開示日、対象期間は、入稿和文の内容に置き換わった英文になります。古い資料の数字や日付が残っていないかは、機械的に確認します。

固有名詞・URL

会社名、サービス名、URLなどが出てきた場合は、Web上の公式情報と一致する英語表記になります。同一案件の公開英文に頼らず、今回の入稿和文に必要な表記として確認します。

訳出根拠

訳出根拠は、担当者が読んで「なぜこの英文になったか」を確認できる説明になります。作業指示のような文ではなく、実際に採用した訳し方を説明します。

実現方法

必須項目や対応IDは出力形式で縛り、数値・日付・URLは機械的に確認します。意味や文体は、プロンプトとスタイルガイドで望ましい訳し方を明示します。

4. Wordとして作るもの

最終DOCXは、英訳された内容だけでなく、開示資料として読める見た目まで含めた成果物です。ここでも、機械的に守るものと、文書編集ルールで品質を寄せるものを分けます。

決定論的に保証するもの

完成DOCXとして必ず守る条件です。ファイル、段落、表、セル、対応箇所、確認対象は機械的に確認します。

  • PDF変換品ではなく、編集可能なDOCXとして出る
  • 本文、見出し、表、注記がWord上の要素として残る
  • 表のセルと翻訳AIの出力が対応する
  • 数値、日付、URL、表構造を確認できる

ルールで品質を寄せるもの

見た目の自然さは、過去英文Wordと入稿和文を使い分けて、納品に近い形へ寄せます。

  • 表以外は過去英文Wordの体裁を優先する
  • 同じ内容の表は過去英文表を使い、値だけ更新する
  • 内容や形が違う表は入稿和文の表を使い、セル内を英訳する
  • Word編集では英文を勝手に言い換えない
決定論でそろえる変換(同じ入力 → 必ず同じ出力)
AIの判断を介さず、コードが必ず同じ結果にする正規化・修復です。入力がそのまま決まった出力になります。
入力
出力
10(全角数字)
10
2.5%(全角%)
2.5%
(1)(表の項番)
(1)
- / ―(表の欠損値)
以上(終端記号)
除去(過去英文の終端記号を継承)
・ 配当金(先頭マーカー重複)
配当金(箇条書き機能)
notice of results(英語見出し)
Notice of Results
MS 明朝(本文フォント)
Times New Roman
03-1234-5678(電話番号)
+81-3-1234-5678
完成するDOCX 翻訳AIの英文を、Word上で読める本文・表・見出しとして配置します。
表以外の見た目

完成後のDOCXは、過去英文Wordのセクション区切り、ページ番号、ヘッダー、フッター、段落スタイル、フォントをできるだけ保った見た目になります。

表の見た目

同じ内容の表は、過去の英語表の形を保ち、値だけ今回の内容に変わります。内容や形が違う表は、入稿和文の表の形を使い、セル内が英訳された状態になります。

訳文との関係

Word編集で英文が勝手に言い換わることはありません。翻訳AIが作った英文が、DOCXの本文や表に入ります。

対応箇所が分かる

完成後のDOCXで見えている文章や表セルをクリックすると、対応する入稿和文、参照英文、訳し方が確認画面に出ます。

表と数値

完成した英文Word上で、表の数、セルの値、単位、割合、注記が今回の内容として読める状態になります。古い値が残っていないかは機械的に確認します。

実現方法

DOCXの構造、表、セル、数値、日付、URLは機械的に確認します。見た目の自然さは、過去英文Wordを土台にしつつ、表だけは内容の近さで土台を選びます。

5. レビュー画面に出るラベル

レビュー画面は、内部の細かい分類を畳んで、確認に必要なものだけを表示します。項目を選ぶと右側に次の3つが出ます。

訳し方バッジ

各項目に色付きで1つ付きます。過去訳コピー(旧英訳を継承)/過去訳参考(旧英訳を土台に差分だけ反映)/完全独自訳出(新規訳出)の3種類。表では代わりに「表のベース(参照英文の表入稿和文の表)」を表示します。

3点の対比

入稿和文 / 当てた英訳 / 参照英文 を並べて確認できます。参照がなければ「参照英文なし」と出ます。

訳出根拠

なぜこの英文にしたかを日本語で説明します。Web確認した会社名・URL・正式タイトルは、参照リンクから出典URLへ辿れます。

6. レビューで分離される全パターン

完成した英文は、一文・一セルごとに「どう作ったか」で分類され、確認画面(確認リスト)で絞り込めます。分類は翻訳6種とデザイン1種の全7パターンです。

翻訳(訳文をどう作ったか)

分類
意味
過去訳コピー
過去の英文と内容が同じで、そのまま使った箇所。
会社情報の定型文、変わらない注記。
過去訳踏襲訳出
過去訳をもとに、変わった部分(数値・日付など)だけ直した箇所。
日付の差し替え:October 30, 2025 → January 29, 2026。
新規訳出
対応する過去訳がなく、新しく訳した箇所。
今回だけの段落、初めて出る見出し。
数値コピー
数値・日付・固有名詞など、事実をそのまま転記した箇所。
金額・株数・電話番号・証券コード。
削除・再構成
今回の和文に対応がなく、過去開示にだけあったため削除・作り直した箇所。
前回固有で今回は不要な項目。
その他
上のどれにも当てはまらないもの。
(まれ)

デザイン(体裁をどう作ったか)

分類
意味
表構造の適用
過去英文の表が使えず、今回の和文の表の構造を使った箇所。
今回追加・変更された表。
デザインは「表」か「表以外」かの2択です。表以外(本文・見出し・余白・ヘッダーなど)は参照英文をそのまま継承するため、変更としては分類されません。表だけが、英語(参照英文の表)か日本語(今回の和文の表)かの判断対象になります。