ログミーAI翻訳

プロのやり方を踏襲したAI翻訳

ChatGPTがある今、なぜIR翻訳はプロに頼むのか。

適時開示やIR資料の英訳では、訳の正確さに加えて、数字の転記、過去開示との一貫性、体裁の維持が求められます。ログミーの翻訳チームが日々行っているこの作業を、AIで進められるようにしたのがログミーAI翻訳です。

1IR翻訳が大変な理由

訳すこと自体より、その前後の作業に手間がかかります。

数字や事実を間違えられない

金額・割合・対象期・社名の取り違えは、投資家向けの資料では大きな問題になります。正確な転記と、必要に応じた裏取りが欠かせません。

過去訳と体裁をそろえる

同じ会社の開示では、前回と用語・言い回し・体裁をそろえることが求められます。過去の和文と英文を読み解く必要があります。

IR特有の決まりがある

会計期間の言い回しや定型表現など、一般的な英語力だけでは対応しきれない決まりがあります。

AIに任せても確認に時間がかかる

ChatGPTなどに任せても、訳の理由が分からず、体裁も崩れます。結局すべてを人が確認することになります。

2プロの翻訳の進め方

ベテランの翻訳者は、決まった手順で進めます。

似た開示を探し、参照をそろえる

その会社の過去開示から、今回と内容の近いものを探し、英文と和文をそろえます。

差分を読む

今回の和文が過去の和文とどこで違うか、過去の英文と和文がどう対応するかを確認します。

過去の英文をもとに、変わった所だけ手を入れる

流用できる過去訳はそのまま使い、似た文は過去訳をもとに直し、新しい文は新しく訳します。レイアウトも参照英文に合わせます。

確認してほしい点を添えて渡す

お客様が見るべき箇所に、コメントを付けて納品します。

訳し方にも決まりがあります。日付や会計期間の書き方、定型表現、用語の統一。ログミーではこれらをスタイルガイドとしてまとめています。

3ログミーAI翻訳でできること

ログミーAI翻訳は、過去の英文Wordをもとに、今回の和文で変わった箇所を書き換えます。上のプロの手順に沿って動きます。

訳し方を3つから選ぶ

一文ごとに、過去英文と同じなら過去訳コピー、数字や日付だけ違うなら過去訳踏襲、対応がなければ新規訳出を選びます。

固有名詞はWebで確認する

社名・サービス名・スローガンなど、表記を外せない言葉は、Webで公式の英語表記を確認します。それ以外は検索しません。

訳語を文書内でそろえる

「当社」を the Company と決めたら、文書全体で the Company に統一します。表記のゆれをなくします。

体裁を保つ

過去の英文Wordをもとにするため、表やレイアウトを保ったまま、編集できるWordで出力します。

数字を転記し、点検する

数値や日付はそのまま転記し、古い値が残っていないかを機械が点検します。

確認はログミーの画面で

どこを、なぜそう訳したかを画面で確認できます。見るべき所だけ確認できます。

デザイン(体裁)は表か、表以外かの2パターン

  • 表以外(本文・見出し・余白・ヘッダーなど):過去の英文(参照英文)の体裁を、なるべくそのまま使います。
  • :英語(参照英文の表)か日本語(今回の和文の表)か、内容に合う方をコピーして使います。

入力は3つのDOCX

翻訳対象(今回の和文)、参照英文(過去の英文開示)、参照和文(その和文)をアップロードします。過去の開示を探すところまでがお客様の作業です。

入力画面:翻訳対象・参照英文・参照和文の3つをアップロード

確認はログミーの画面で

完成した英文をクリックすると、対応する和文・参照英文・当てた英訳が並びます。各箇所に 過去訳コピー/過去訳踏襲/新規訳出/数値コピー のラベルが付き、訳出根拠も表示されます。

確認画面:翻訳対象・翻訳成果物・確認リスト

4ログミーAI翻訳の仕組み

受け取ってから、確認できる状態になるまでの流れです。訳し方は内容ごとに分かれ、固有名詞のときだけWeb検索を行い、点検で問題があれば前の工程に戻します。

AI AIが判断 機械 コードが必ず同じ結果 条件つき/差し戻し 入力 翻訳対象 参照英文 体裁のもと 参照和文 AI 対応づけ 差分をAIが読む AI 訳し方の判定 文ごとに選ぶ AI Web検索 固有名詞・スローガンのみ 過去訳コピー そのまま使う 過去訳踏襲 数字・日付だけ直す 新規訳出 新しく訳す 数値コピー 事実をそのまま写す AI 英訳 過去訳と新規を使い分け 訳出根拠 なぜその訳か 一文ごとに残す 正しい英語表記 AI 機械 Word組み立て・整形 体裁は参照英文に合わせる 全角→半角などは機械が統一 機械 機械点検 数値・日付・URL・表 日本語の残りを照合 確認 確認画面 英訳と訳出根拠を 画面で確認 Wordの問題なら 訳の問題なら

機械が必ず行う、こまかな調整と点検

AIの判断を待たず、コードが毎回同じように行う部分です。体裁(デザイン)と訳文(翻訳)で分けています。

デザイン(体裁の調整)

  • 全角の数字・記号を半角に(10% → 10%)
  • 表の項番を半角に((1) → (1))
  • 表の空欄をダッシュにそろえる(- → –)
  • 本文フォントを欧文に統一(MS明朝 → Times New Roman)
  • 箇条書きの余分な先頭記号を削除(・配当金 → 配当金)
  • ページ番号・ヘッダー・フッターを参照英文から引き継ぐ

翻訳(訳文の点検)

  • 数字・日付・URLが原文どおりか(古い値の残りを検出)
  • 日本語が1文字も残っていないか
  • 表の数・行数が合っているか
  • 全角の文字が紛れていないか

5人とAIの分担

AIが行わないのは、最初の「参照を探す」工程だけです。

翻訳者の工程AIどう担うか
似た開示を探し、参照をそろえるお客様にご用意いただきます(今回の和文・参照和文・参照英文の3点)。目利きが要る「探す」工程は人の担当です。
差分を読むAIが3つの文書を突き合わせ、どこが変わったかを読み取ります。
過去の英文をもとに、変わった所だけ手を入れる文ごとに、次のように使い分けます。
└ 流用できる過去訳はそのまま使う一致する箇所は、過去英文をそのまま引き継ぎます。
└ 似ているが少し違う文は過去訳をもとに直す数字や日付など、変わった分だけ直します。
└ 新しい文は新しく訳すログミーのスタイルガイドに沿って訳します。
└ 固有名詞はWebで確認する社名やスローガンなど、外したくない言葉に限ってWebで確認します。それ以外は検索しません。
└ レイアウトを合わせる参照英文のスタイル・フォントに合わせ、表は内容に応じて参照英文か日本語から作ります。
確認してほしい点を添えて渡す訳し方と根拠を一つひとつに残し、ログミーの画面で確認できるようにします。

✕=人が担当 / △=限定的に自動 / ◎=自動

AIが判断する部分(◎)は、つねに正しいとはかぎりません。体裁の調整や数値の点検は機械が必ず行いますが、訳し方の判断まで完全には保証できません。そのため、仕上がりを人が確認できる画面を用意しています。

6ケース別の進め方

CASE ①

似た過去開示がある場合

  • 訳し方もデザインも、過去訳をほぼそのまま引き継げる。
  • 変わった数字・日付・文言だけを差し替える。
  • 仕上がりが前回の開示に近く、確認が早い。
CASE ②

似た過去開示がない場合

  • ヘッダーや会社情報、基本の体裁は参照英文を使う。
  • 表などの見た目は、今回の日本語に合わせる。
  • 本文は、今回の日本語をもとに新しく訳す。

7まずは御社の文書でお試しください

御社の実際の開示文書でお試しいただけます。

仕上がりのWord、数字や日付の正確さ、確認画面まで、御社の文書で確認できます。